VSTプラグインをZoomに反映する

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Waves のノイズサプレッサー用プラグインの NS1 と自動音量調整用の VocalRider を Zoom 等のビデオ会議の音声にかけて、相手が聞きやすい音声にしてみた。

Waves の有料プラグインで、だいたい安売りしている。

マイク -> オーディオインターフェース -> VSTHost -> VoiceMeeterBanana -> Zoom

という流れ。

ここは、自分のマイクがオーディオインターフェースに接続され、オーディオインターフェースが PC に接続されているはず。

VSTHost は、Devices > Waveから、Input portオーディオインターフェースOutput PortMME: VoiceMeeter Aux Inputに設定した。

VST プラグインは、

Engine Input -> NS1 Mono -> Vocal Rider Live Mono -> Engine Output

という順番。

VoiceMeeter に入る前に、まず Windows のシステム音声の出力先をVoiceMeeterInputにしている。 これは、Windows のタスクバーにある音声出力の設定。 VoiceMeeterInputにすることで、VoiceMeeter 内では、VoiceMeeter VAIOというところに Windows のシステム音が入力されている。

VoiceMeeter 右上のHARDWARE OUTA1で、自分が普段使用している出力先を選ぶ。 私の場合は、オーディオインターフェースをA1に選択している。

そして、VoiceMeeter VAIOのフェーダーの横にある、A1をオンにすると、システム音声が普段と同じように聞こえてくるはずだ。

次に、VSTHost の出力先である、VoiceMeeter AUXのフェーダーの横にあるB1をオンにする。

B1は、VoiceMeeter VAIO OUTに出力される設定になっている。

マイクから VSTHost を経由した音声を、Zoom に投げるために、Zoom 内のオーディオ設定のマイクを、VoiceMeeter Outputに設定する。

Zoom 内のオーディオ設定のスピーカーは、VoiceMeeter Inputに設定する。

これで、プラグインの通った音声がB1から Zoom に入り、Zoom の音声はA1から聞こえているはずだ。

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